食の改善:胃腸の弱い人・逆流性食道炎

 

食生活の改善~胃腸に悪い食べ物・良い食べ物


《食事改善の効果》
 逆流性食道炎の治療の中で最も効果が高いのがこの食生活の改善です。
これだけでもかなり症状の回復が見られ、大体2週間~3ヶ月で効果が出はじめるそうです。
お医師さんの話によると、最短で毎日食べていたチョコレートとコーヒーを止めただけで、十年寝たきりだった人が3日で起きられるようになったという例もあるそうです。
私の場合も紅茶を止めただけで頭痛が消え、油分を控えただけでめまいが消え・・・とひとつ改善する度に症状が良くなり、3ヶ月でPS8からPS3~4まで回復しました。

まず一般的に「胃腸に良いとされる食べ物・悪いとされる食べ物」を紹介させていただきます。これを体質ごと・症状の度合いごとに少しずつ自分向きにカスタマイズしていくと、より症状が回復していきます。


《食道・胃腸に悪い食べ物》

①甘いもの
 ・砂糖(グラニュー糖、上白糖など白いお砂糖が特に駄目)
 ・チョコレート
 ・あん菓子
 ・ケーキ
 ・アイスクリーム

②冷たいもの
 ・カキ氷などの氷菓子
③脂っこいもの
 ・スナック菓子
 ・牛、豚の脂身、天ぷら、豚カツ、ベーコンなど脂肪分の多いもの
 (牛>豚>鶏>赤身魚>白身魚の順に脂肪分が多くなります)。
 ・炒め物
 ・ファーストフード(ハンバーグ、ピザ、牛丼など)

④固いもの
 ・おかき・せんべい、お餅、ピーナッツなどの消化の悪いおやつ
 ・固い噛み切れないイカ、タコなどの魚介類

⑤ゲップがでやすくなるもの(逆流を引き起こす)
 ・サイダー・コーラなどの発砲飲料
 ・重曹(胃の中で二酸化炭素が発生します)

⑥刺激物
 ・辛いもの、または香辛料の効いているもの
 ・たまねぎ、にら、にんにくなど刺激の強いもの
 ・酢、酢の物など酸っぱいもの
 ・レモン、みかん、イチゴなど酸っぱい果物、特に柑橘系
 ・果物の「なし」
 ・トマト
 ・大根(消化酵素が含まれており、刺激となる)
 ・塩気の多い魚、塩づけの魚など消化に悪い魚介類

⑦胃もたれする食べ物
 ・さつまいも
 ・かぼちゃ

⑧早食いしやすい食べ物
 ・カレー、丼物など早食いし消化の悪いもの
 ・うどん、そば、にゅう麺、ラーメンなどの麺類

⑨繊維質が多いもの
 ・たけのこ、セロリ、ごぼうなど繊維質が多い野菜
⑩カフェインを含む物
 ・コーヒー(カフェイン抜きでも不可)
 ・紅茶
 ・緑茶、抹茶、煎茶
 ・ほうじ茶
 ・ウーロン茶
 ・ココア など

⑪重い食べ物・胃の中での体積の大きい食べ物
 ・するめ・お餅など胃の中で膨らむもの
 ・栄養価の割りに重量の重い食べ物

  (あまり重い食べ物を食べると、重力で胃腸が下にひっぱられて痛むため。

  一日に食べられる食べ物の重量が決まっています(私の場合1食400グラムまで)。)
⑫その他
 ・牛乳を含む乳製品
 ・海藻類
 ・アルコール(特にビールがNG)
 ・たばこ
 ・インスタント食品・レトルト食品
 ・サプリメント
 ・ドリンク剤
 ・市販の胃腸薬


《食道・胃腸に良い食べ物》

弱った胃腸を回復させるには、休ませてあげることが一番です。
胃腸が痛むときに食事をとることは、例えるなら、骨折したときに湿布を貼ってマラソンをするようなものです。
だから、なるべく食事は控えた方がよく、一日三食以下、症状によっては一日一食、二食にした方が治りは早いです。

それでも、まったく食べないというのも難しいので、比較的胃腸に優しい食べ物をあげます。
それでも体質や症状にによってはそれでも負担となりますので体調を見て調整してくだい。
複数の食品を食べるとどれが悪かったのか分からなくなるので、食べたものと体調の記録を毎日とられることをお勧めします。

※上記の胃腸に悪い食べ物以外で、次の条件を満たすものの中からご自分の体調に合わせて選んでください。


(胃腸に優しい食べ物の条件)

①素材:脂肪分、砂糖、繊維、カフェイン、刺激物などが少ないもの、無農薬、無添加物、有機栽培のもの、アレルギーのないもの
②食感:柔らかいもの、しっとりしているもの
③温度:温かいもの
④重さ:軽い食べ物
⑤体積:胃腸の中での体積の小さいもの
⑥濃度:濃度の低いもの(ある範囲内だと良い食べ物でも、一日の摂取量を超えるとかえって病気の負担となる食べ物も多い。)
 (例)
 ・白身魚(鯛、からすがれい、さわらなど)
 ・青菜(キャベツ、ほうれん草、小松菜、青梗菜など
  根菜類は人によっては大丈夫だけど、青菜の方が楽)
 ・豆腐
 ・おかゆ(のり状になったものよりさらさらのおかゆの方が良い。)


《飲んでよい飲み物》

・水、お白湯
・ポカリスエット、アクエリアスなどのスポーツドリンク

(但し、これらには糖分や塩分が含まれているので、飲む量を決めて制限すべき飲み物です)
飲む場合は常温の状態で少しずつ飲むこと。
上記以外の飲み物は基本的に禁止です。